4日目
前日、満腹になっていたため
ホテルについていた朝食は軽めに済ませていざ熊本城へ。
6年前の熊本地震で大きく被害を受けた熊本城。
天守はとても美しく修復されていました。
ただ天守以外の修復はこれからもまだまだ続くとのことで、いたるところに震災の傷跡が・・・
天守内部は、近代的なビルのよう。
案内の方に聞きましたが、震災前とは完全に違う中身になっているそうです。
もともと復興天守だったそうなので、やはり加藤清正の素晴らしい石垣が熊本城のシンボルですね。
「復興城主」として寄付させていただこうと思います。
ただ、ここで手続きするよりも「ふるさと納税」として出来るとのことなので、そちらでやります。
見学通路のスロープがつくられていたり、賛否両論はありそうですが、見学しやすくなっていました。
田原坂を歩く
西南戦争最大の激戦地、田原坂へ。熊本市街から車で40分程かかりました。
一の逆に駐車場があります。
田原坂は車で上まで上がることができますが、Googleの口コミで「一の逆に車を停めてぜひ歩いて登ってみてほしい」とあったので、歴史を肌で感じるために歩きます!
駐車場には説明版もありました。
一の逆から歩いていくと…
なるほど、道の両側が丘になっていて、そこに薩摩軍が待ち伏せする中を、政府軍が進軍していったのか・・・
激戦になりそうな地形だなあ
などと想像しながら歩いていきました。
両軍の方々のお墓も点在していました。
最後の田原坂公園までゆっくり歩いて30分くらいでしょうか。
ここは時間があるなら歩いたほうが絶対に良いですね。歴史好きならマスト。
公園内には「田原坂西南戦争資料館」がありました。
小さな資料館なのですが、内容が予想を大きく超えて充実していました。
特に西南戦争の戦闘を体験できる「体感展示室」は素晴らしかったです。
その映像のキャストさんが、地元の方々というのも良いですね。
ロビーでメイキングを放映していて最後までみてしまいました。
地元愛があふれた資料館でした。入館料300円は安すぎです。
資料館の前で、民謡「田原坂」がながれていました。
雨は降る降るじんばは濡れる
越すに越されぬ田原坂
右手に血刀左手に手綱
馬上ゆたかな美少年
山にしかばね河に血流る
肥薩の天地秋さびし
草をしとねに夢や何処
明けの御空に日の御旗
泣くな我妻勇めよ男子等
戦地に立つは今なるぞ
歴史を体全身で感じることができました!
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