おっさん九州一人旅③

離婚後の独り生活

3日目

日の出とともに起床。車中泊はこれがいい。時間を有効に使えます。

今日は霧島「高千穂峰」を登ります。

有名な高千穂峡とは場所が違います。

登山道概要

登り2時間、下り1時間半くらいなので、「初級者でも大丈夫」らしい…。

私は地元の低山のハイキングしかしたことが無いど素人です。

一応YouTubeで動画を見て予習はしてきました。

火口の淵を通っていく道が途中にあり、そこが一番楽しみです。

山頂には「雨の逆鉾」が刺さっている。坂本龍馬とお龍夫妻が新婚旅行で登ったことで有名です。

お龍さんに登れたのだから大丈夫だろう。たぶん。

雨はやんだものの天気が心配です。

霧島神宮へ

まずは霧島神宮を参拝します。

安全祈願をしていきます。

霧島神宮

龍馬夫妻の新婚旅行

朱塗りの神社は、自分的にはあまり好みでは無いのですが(質素な感じの方が好き)

霧島神宮は雰囲気良かったですね。早朝で誰一人いなかったこともありますが。

山を信仰している感じがとても良かったです。

私的には、山などの自然への畏敬という信仰が一番しっくりきます。

「今日おじゃまします!」と、ハイキング登山の安全を祈願しました。

高千穂峰ハイキング

高千穂河原ビジターセンター」駐車場に車をとめていきます。

高千穂河原ビジターセンター駐車場

駐車料500円かかるのですが、早朝過ぎて料金所に人がいなかったのでひとまず駐車させてもらいました。

駐車場トイレ

トイレはこの先無いそうなので、ここで済ませておきます。登山名簿も記入してボックスに入れます。

いざ!出発!

まずは、駐車場からすぐの場所にある高千穂河原へ。

高千穂河原

旧霧島神宮跡

ここが、平安時代から鎌倉時代に霧島神宮があった場所とのこと。

霧島山の噴火により、焼失再建を繰り返したそうです。

朝、参拝した場所は500年前に移った場所だそうです。

そして、いざ登山口へ。

登山道入り口

石畳の道

石段

前半は石畳の道から石段です。

溶岩の岩場

中盤から溶岩の岩場です。結構急ですし、足場は悪いですので滑りやすいです。

なかなかシンドイ・・・。これ初心者向きか??

そして霧がどんどん立ち込めてきます。視界が3メートルくらいしかありません。

景色も全く見えません。

そして、そして、楽しみにしていた「御鉢(火口口)」までたどり着いたのに!!

御鉢

霧が深すぎて見えない!

火口なんて何にも見えない!

さすが「霧島」っていう名前だけある。

残念!ただ視界が悪いので足を踏み外したりしたら、かなりまずいので慎重に進みます。

御鉢を超えると最後の登り。

これがキツかった!!!

最後は砂

足場が砂!砂利!

滑る滑る。

最後に準備されている登りがきつ過ぎる。

心折れそうになりながら、山頂へ!

霧の山頂

雨の逆鉾

雄大な景色は、全く望めず…

しばし山頂で霧の中おにぎりを食べていました。

そして下山。

下りの方が危ない。足が滑って滑って…。

何回か転びました。

結局、登り2時間、下り1時間半の言われていた通りでした。

下っている時にすれ違いで、小学生くらいの子が軽々登ってきたのでビックリです。

元気だなー

天気が良い時にもう一度来たいものです。

砂や砂利が多いので、足元の装備はそれなりに必要ですね。

ワークマン&アマゾン

私はワークマンの「アクティブハイク」(1900円)とゲーター(砂よけ)は装着していきました。大正解!

霧島温泉へ

午前中のうちにハイキング終了。

駐車場に戻るとフロントガラスに…

もちろんお支払いします!

置いてあったので、出る時に支払いました。そういうシステムだったのね。

登山で疲れた体を休めに温泉に行こう!(九州きてから温泉ばっかりつかってるな…)

せっかくなので坂本龍馬夫妻が泊まった所へ行ってみよう!

霧島ホテル」さんの天下の名泉に行きました!

霧島ホテル

古くは「霧島旅館」といい、寺田屋事件の後、傷をいやすために西郷隆盛の勧めで訪れたのだとか。

中には坂本龍馬関係の展示などあり興味深くみさせてもらいました!

坂本龍馬ゆかりの湯

龍馬の手紙

龍馬の姉にあてた手紙には、まさに今登ってきた高千穂峰の詳細が書かれています。

うーん、面白い。

大浴場

大浴場の図

お風呂はデカかった!もうプールだった。

圧倒的な湯量に驚きです。

硫黄泉やミョウバン泉など種類も豊富で楽しかったです。

大浴場は「フリーゾーン」で混浴だったのですね。

女性はさすがにいませんでしたが。

湯が濁っているし、深いから混浴でも大丈夫ということでしょうか。

ゆっくり体を休めたので、熊本に移動します。

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