それから1か月くらい
「責めるばかりでなくまず自分が変わらなければ」と考え
関係改善のため、自分なりに色々できることをやってみました。
家に帰った日に、元妻が疲れているようだったので
「今日はみんなで外食にしよう!」と提案し、
「何か食べたいものある?」と聞くと
「どこに行くのか私が決めなきゃいけないの?」とつっかかられ
ならば「お寿司は?」「中華は?」と提案すると「高いところは嫌」と否定。
「俺が家にいる時の朝食は作ってみるよ!」とやってみたり・・・
もちろん子供たちもいるので私もいつも以上に明るくふるまっていました。
が・・・
元妻の笑顔は戻りません。
不機嫌。
目も合わせない。
ほんの2か月前までは、そんな感じでは全くなかったのです。
朗らかで、笑顔が素敵な女性だったんです。
完全に別人。信じられません。
子供たちの前でも私に対する冷たい態度をとるようになりました。
そして、私が帰った時の夕食が、明らかにこれまでと比べて手抜きになりました。
この元妻の態度には、正直
かなり心が折れそうになりました。凹みました。
私にとってかけがえのない「愛する妻」だったので。
(いま記事を書いていてもちょっと辛い気持ちを思い出します)
ある時、「そんな態度でいられると辛すぎる」と
ストレートに伝えたこともありました。
ただし3倍返しで帰ってきました。
「これまで私はずっと辛い思いをしてきた」と。
(そんな酷い態度で接したことは無いと思うのですが・・・)
子供の卒園式の日に「卒園、感慨深いね。」とラインを送れば
「それだけ?私は4年間毎日送り迎えをしたのに私への労いの言葉も無いの?」
(単身赴任で一人離れて仕事しているこっちも労われたことは無いけど・・・)
ある日は子供の上靴を洗うと
「それもう捨てるし」
・・・・
まあ、こんな感じで「私への嫌悪感」がどんどん増していく、隠そうとしなくなる
という状況でした。
正直、人にここまでの嫌悪感をあらわにされたのは生まれて初めてでした。
もちろんこれまでの自分にも多々問題はあったのでしょう。
ただ、どうしても
「酷い夫から逃れて白馬の王子様に救ってもらう」というストーリーを着々と作って
それを真実にしてしまおうとしている、と感じました。
本気にそう思いこもうとしていたのかもしれません。
本気の不倫にハマった女性は、おおむねこのような感じになるようですね・・・
そして春休みを迎えます。
(つづく)
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