なぜ「離婚」に至ったのか、冷静に考えてみる

妻の不倫から離婚まで

自分の「離婚」について考えてみる

離婚の経緯について綴っている時は

当時の「怒り」や「悔しさ」といった感情が思い返されてきて

この糞女!

などと、ついつい元妻に対し罵ったような表現が多くなってしまいました。

今日は、冷静に、自分たちが離婚に至ってしまった原因について考えてみました。

 

結論は

私の場合は、元妻が若い間男に夢中になり、

私に対して超攻撃的になり、家庭内の雰囲気が崩壊したため、離婚という選択をしました。

直接的には

「妻の不倫により離婚」

ということなのですが…

今思えば

私たち夫婦は合わなかった

ということなんだと思います。

いわゆる「性格の不一致」ってやつですかね。

いくら単身赴任をしていたとしても、

元妻が私に満足していたなら、若い間男が口説いてきたとしても

そちらになびくことはなかったでしょうから。

今、冷静に思い返すとそのように思います。

 

元妻と私が「合わなかった」と感じた点

読書好きの私 VS 本を読まない元妻

私は元々読書が好きです。

いつも家族が読書をしていて、本が山のように積んである家庭で過ごしてきました。

小学2,3年生の時には、江戸川乱歩とかにハマっていたと思います。

元妻が本を読んでいるのなんて見たことが無いです。

私は、食後などには家族皆がおのおの本を同じ空間で読んでいる、なんていうのが理想だったのですが、

結局、母親が読まないと子供も読まないですね。

母親っていうのは子供の教育面で非常に重要なのです。

以前にも書きましたが、私が家で新聞を読んでいると「ゆっくり新聞読めていいね」と嫌味を言われたことがあり、

自分の家で新聞すら読むことができないのか…

とウンザリしたことを覚えています。

だから元妻は語彙力に乏しく、教養深い話題を話すことができませんでした。

元妻からすると、ご近所のこととか、子供の学校のこととか、話を私に聞いてほしかったのでしょうね。

一生懸命聞こうとはしましたが、義務的にしている雰囲気が出てしまっていたかもしれませんね…。

 

洋画好きの私 VS ジャニーズドラマが好きな元妻

私は洋画が昔から大好きです。邦画でも歴史物とか大好きです。

元妻はジャニーズの推しアイドルのバラエティーやドラマばかり見ていて

基本、私もそれにつきあっていました。

大河ドラマも、福山雅治などのイケメンが出る時しか見ようともしませんでした。

私が自分の見たいものを一人で見るというようなことは自分の家では大変やりにくい雰囲気でしたので、単身赴任先で楽しんでいました。

 

アウトドア好きの私 VS 虫が大嫌いな元妻

「家族でキャンプ」とかもやってみたかったのですが

元妻が虫嫌いのため、その影響で子供たちも虫嫌い。

車中泊は何度か楽しんでいましたが、

基本的には自分のやりたいことは我慢していました。

「定年後にできたらいいな」と思っていました。

 

「気をつかわないような存在が家族」と考える私 VS 「いつまでも恋愛関係でいたい」元妻

私は「家族」とは気をつかわない関係だと思っていて

別に沢山の会話が無くても、同じ部屋の中でお互いの存在を感じながら

各々が別々のことをやっていたって良いと思うのです。

そこまで干渉しないというか。

適度な距離感があったほうが良いと思っているのです。

ただ元妻は「会話」を求めていて

私が黙っていたりすると、不機嫌になったりしました。

私の方も努力はしていたのですが、「義務的」に会話しなければならない、と感じると窮屈に感じる時もありました。

 

子供に対して「ある程度自分で考えてやらせたい」私 VS 「過剰に介入する」元妻

私は子供に対しては、ある程度「放置」が良いと考えています。

宿題とかだって、ずっとやらなくて最終日に自分が困ったら、自分で何とかすれば良い

と思っています。

相談にきたら、助けますけど、親から手を差し伸べすぎるのは良くないと考えています。

逆に元妻は、先回りして何でもやっちゃいます。

子供の旅行の準備とか何から何までやっちゃいます。

私は自分で考えさせて、やらせたほうが良いと思っているのです。

忘れ物して困ったら「学習」しますよね。

これは育ってきた環境の違いでしょう。

義父や義母は、何から何までやっちゃうタイプです。

とても有難いのですが、「やりすぎじゃぁないかな」と感じることも多々ありました。

子供のことを何でもかんでもやってしまった上で

「私ばっかり忙しく働いているのに…。子供たちのことは全部私がやっているのに…」

「誰も(旦那が)労ってくれない…」

と不機嫌になっていくのです。

 

性格の不一致

こんな感じでしたから

振り返ってみると、

私と元妻はもともと合わなかったのだと思います。

昔からの知り合いということで

油断していた面もあるでしょう。

もちろん、私は元妻のことが大好きで、元妻を選んだのです。

でも

結婚とは、全く違う人生を歩んできた人間が一緒に暮らすのですから

その違いを認識し、ある程度は我慢し、擦り合わせていくものですよね。

そういう点で

私は「納得するまで話し合う」ということを十分にはしてこなかったのです。

元妻に気をつかって自分が我慢することが多く

そのような義務的にやっている感が、元妻に伝わってしまい

ギクシャクしていったのでしょう。

 

まとめ

ただ、私もいろいろ我慢していたとは言え

「離婚」なんて考えていませんでした。

「結婚とはそういうものだ」と、ある意味納得して

家族が笑顔で過ごせることが一番、と日々頑張っていたつもりだったのですが

妻を笑顔にする

という最も大切なことに対する努力が足りなかったのだと反省しています。

だから

私たちが離婚するのは必然だった

と今では考えています。

これから結婚する人はもちろん

既婚者の方も、

よくよく考えて過ごしていただきたいと思います。

1組でも幸福な夫婦が増えることを願っています。

 

私はもうその感情がありませんけど…

 

 

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